家庭教師のメリットとデメリット
目次
家庭教師とは
家庭教師とは、自宅に講師を招いてマンツーマンで
勉強を教えてもらうスタイルの私教師のことを言います。
その対象は主に小学生、中学生、高校生ですが、
最近は幼児向けや社会人向けの家庭教師も登場してきています。
学校の教師と違い、講師は教育免許を必要としないため、
家庭教師は大学生のアルバイト講師等のアマチュアが多く
講師のレベルの差は人によって天と地ほどの差があります。
そのため、保護者の方にとっては講師の見極めが非常に重要です。
【家庭教師の特徴まとめ】
・自宅に講師が来て授業をしてくれる
・完全マンツーマンの個別指導型
・プロ家庭教師とアルバイト家庭教師の2タイプ存在
・家庭教師は個人契約と仲介料契約の2契約
家庭教師のメリット
家庭教師のメリットは大きく次の3つです。
■完全マンツーマンでの指導
■時間の融通が効く
■送迎の必要が無いので安全
それぞれ具体的に解説していきます。
完全マンツーマンでの指導
家庭教師の最大のメリットは完全なマンツーマンでの指導であることです。
マンツーマンであるから、じっくり先生に見てもらうことができます。
塾では他の生徒の目が気になったり
気を遣って質問ができないという生徒が
多くいますが家庭教師の場合は違います。
リラックスできる自宅という空間でマンツーマンのため
気兼ねなく理解できるまで質問をすることができます。
また、家庭教師は保護者との連携が取りやすいです。
塾ではなかなかコミュニケーションがとりづらいですが
自宅に来てくれるということもあり、
お子さんの学習状況の共有や相談が頻繁に可能です。
時間の融通が効く
家庭教師は塾とは違いスケジュールの調整が容易です。
講師のスケジュールにもよりますが、塾に比べると
突然の変更や振替等の相談がしやすい。
他にも習い事をされていたり
スケジュールが頻繁に変更される事情がある
ご家庭には嬉しいメリットだと思います。
送迎の必要が無いので安全
家庭教師は自宅での授業ですので
塾とは違い、特定の場所に通う必要がありません。
夜の遅い時間に大切なお子さんを外出させる必要がないので安全です。
保護者の方にとっても送迎の必要がありませんので、時間の節約にもなります。
特に女の子のお子さんがいらっしゃる
保護者の方には大きなメリットですね。
家庭教師のデメリット
家庭教師のデメリットは大きく次の3つです。
■授業料が高い
■講師の質に大きく差がある
■競う相手がいないので闘争心がわきにくい
それぞれ具体的に解説していきます。
授業料が高い
家庭教師は塾と比較して一般的に授業料が高い。
マンツーマンであるため、生徒1人あたりに必要場
講師の人件費が高くなってしまうのが理由です。
また、家庭教師の価格相場はかなり幅広いです。
どの会社に依頼するかによっても価格は大きく異なりますし
プロ講師に依頼するか、アマチュア講師に依頼するかでも
費用はかなり変わってきます。
そこで、授業料が高いというデメリットを解消しようと
インターネットネット家庭教師というサービスも最近話題ですね。
講師の質に大きく差がある
最大のデメリットが、講師の質に大きく差があることです。
当たりハズレが激しいので、保護者の方は講師の質が良いかどうかを
見極められるようにしておきたいです。
ここでいう「講師の質」とは大きく3つです。
・指導スキル
・責任感
・受験知識
家庭教師のタイプでも解説していますが
家庭教師にはアルバイト講師とプロ講師の2種類がいます。
家庭教師はは教育免許を必要としないため、
アルバイト講師はある程度の学歴があれば
誰でもなることができることから
大学生のアルバイトが非常に多いです。
アルバイトでも責任感を持ってしっかりと
対応してくれる素晴らしい講師もいます。
しかし、責任感も教えるスキルも受験知識も
持ちあわせていない最悪な講師もいるのも事実です。
悪い講師にあたってしまった時は
すぐさま、講師を変更してもらい
お子さんと相性の良い家庭教師を見つけるようにしましょう。
競う相手がいないので闘争心がわきにくい
家庭教師はリラックスできる自宅でマンツーマンで授業を
するため、生徒も講師もお互いに集中できる環境です。
しかし、それは言い換えると
周りにライバルがいない状態とも言えます。
お子さんのタイプにもよりますが
競争環境にいたほうがモチベーションがあがる生徒もいます。
反対に、家庭教師のようにじっくりマイペースに
勉強をしていく方が向いているタイプの生徒もいるので
まずは、お子さんのタイプを見極めて判断しましょう。